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ご利用の前に

要点のまとめ

  • 元のファイルはマスタリングが終わるとすぐに削除され、マスター音源は7日間保存されます
  • 曲はあなたのものです。マスタリングのためだけに使い、公開することはありません
  • アップロードする曲の権利を持っている必要があります
  • 購入した未使用のクレジットは、14日以内であれば返金できます

音楽制作ソフトからパラデータを書き出す方法

パラデータ(ステム)とは、ボーカル、ドラム、ベースなど、曲の楽器ごとに分けた音声ファイルです。ミックスエンジニアに送ったり、別のソフトで開いたりするのに使います。大切なルールはひとつだけ。すべてのトラックを曲の頭(0:00)から書き出して、全ファイルを同じ長さにすることです。並べるだけで、プロジェクトと同じタイミングで鳴ります。

書き出す前に:どのソフトでも使える5つのルール

これを守れば、ファイルを受け取った人がどのソフトで開いても、あなたが聴いているとおりの曲になります。

  • そのトラックが途中から始まる場合でも、すべてのトラックを曲の頭(0:00)から最後まで書き出してください。全ファイルが同じ長さになり、並べた瞬間にタイミングが揃います。
  • WAVの24-bitがいちばんです。サンプルレート(1秒あたりの音の点の数。44.1kHzや48kHzなど)は、全ファイルをプロジェクトと同じにしてください。MP3も使えますが、音質は落ちます。
  • 書き出す前に、マスタートラック(MasterやStereo Out)のリミッター(ピークが上限を超えないように抑えます)とマスタリング用プラグインをオフにしてください。トラックをソロにして曲全体を書き出すソフトでは、これらが各トラックを個別に潰してしまい、曲の中で聴こえる音と変わってしまいます。
  • ファイル名は楽器名にしてください(vocal、drums、bass、guitarなど)。開いた人が、どのファイルが何かすぐにわかります。
  • どのトラックにリバーブ(残響)やディレイ(やまびこのような繰り返し)がすでにかかっているかを受け取る人に伝えるか、エフェクトなし(ドライ)で書き出してください。リバーブが二重にかかるのを防げます。

GarageBand(Mac)

Mac版GarageBandには、トラックを個別に書き出すコマンドがありません。トラックを1つずつソロ(そのトラックだけを鳴らす)にして、1トラックにつき1回、曲全体を書き出します。

Appleのユーザガイドによると、GarageBandは書き出すときに曲の最初と最後の無音を削除します。そのため、途中から始まるトラックは0:00から始まらないことがあります。最初の手順でサイクル範囲(ルーラーの黄色い帯)を使い、毎回同じ範囲を書き出すのはそのためです。書き出したら、全ファイルが同じ長さか確認してください。

  • Cキーを押してCycleをオンにし、ルーラーの上部をドラッグして、黄色い帯が曲の頭ちょうどから曲の最後までかかるようにします。
  • 最初のトラックのトラックヘッダにあるSoloボタンをクリックします。ボタンが黄色になり、ほかのトラックは鳴らなくなります。
  • Share > Export Song to Diskを選びます。
  • Save Asでファイル名を楽器名にし、WAVEを選び、Qualityでいちばん高い設定を選びます。
  • Export cycle area, or length of selected regions (if Cycle is turned off)にチェックを入れて、Exportをクリックします。
  • そのトラックのSoloボタンをもう一度クリックしてオフにし、次のトラックをソロにして、Shareから同じ手順をすべてのトラックで繰り返します。

GarageBand(iPhone・iPad)

iPhone・iPad版のGarageBandにも、トラックを個別に書き出すコマンドはありません。Macと同じように、トラックを1つずつソロにして、1トラックにつき1回、曲全体をオーディオファイルとして共有します。

Appleのユーザガイドには、共有したファイルがソロの状態どおりになるか、必ず0:00から始まるかは書かれていません。最初のファイルを共有したら、そのトラックだけが入っているか聴いて確かめ、全ファイルが同じ長さかも確認してください。

  • Tracks viewで、トラックのアイコンを右にドラッグします。トラックヘッダにMuteとSoloのボタンが表示されます。
  • 最初のトラックのSoloをタップします。
  • My Songsで曲を長押しし、Shareをタップします。
  • Songをタップし、選べるいちばん高い音質を選び、タイトルに楽器名を入れて、Shareをタップします。
  • Save to Files(見当たらなければMore)をタップし、フォルダを選んでSaveをタップします。
  • 曲をもう一度開き、そのトラックのソロを解除して次のトラックをソロにし、すべてのトラックで繰り返します。

Logic Pro

Logic Proは、1つのコマンドですべてのトラックを1トラック1ファイルで書き出せます。ソロにする必要はありません。

全ファイルが同じ長さになるかはAppleのユーザガイドに書かれていないので、書き出したらファイルの長さを確認してください。

  • File > Export > All Tracks as Audio Filesを選びます(先にトラックを選ぶ必要はありません)。
  • Save FormatでWAVEを、Bit Depthで24-bitを選びます。
  • NormalizeをOffにします。各ファイルが個別に音量を上げられず、プロジェクトで聴こえるとおりの音量のままになります。
  • Patternの下に表示されるファイル名の例で、どのファイルがどの楽器かわかるか確認します。わかりにくければ、名前の要素をドラッグして並べ替えます。
  • 保存場所を選んで、Saveをクリックします。

Cubase

方法はエディションによって違います(Cubase 15のマニュアルより)。Cubase Proは複数のトラックを一度に書き出せます。Cubase Artistは1トラックずつ、Cubase Elementsはメインのミックスしか書き出せないため、トラックを1つずつソロにします。

どのエディションも、左ロケーターと右ロケーター(開始点と終了点を示すマーカー)の間を書き出します。書き出す前に、左ロケーターを曲の頭ちょうどに、右ロケーターを曲の最後に置いてください。Transport BarのLeft Locator PositionとRight Locator Positionの欄でも設定できます。

  • File > Export > Audio Mixdownを選びます。
  • Cubase Pro:Channel SelectionでMultipleを選び、書き出すトラックすべてにチェックを入れ、Export RangeでLocatorsを選びます。
  • Cubase Artist:Export Channelでトラックを選び、1トラックずつ書き出します。
  • Cubase Elements:最初のトラックをソロにして、メインのミックス(出力)を書き出します。これをトラックごとに繰り返します。
  • File FormatでFile TypeをWave file、Bit Depthを24-bit、Sample Rateをプロジェクトと同じにします。
  • Nameでファイル名を付けて、Export Audioをクリックします。

FL Studio

FL StudioはMixer trackごとに1ファイルを書き出します。書き出す前に、楽器ごとに専用のMixer trackへ送ってください。同じMixer trackを使う楽器は、同じファイルにまとまります。

Image-Lineのマニュアルによると、ミュートしたMixer trackは書き出されず、Masterのエフェクトは、Masterのファイルにだけかかります。

  • Playlistで時間範囲を選んだままなら、先に解除してください。解除しないと、その範囲だけが書き出されます。
  • File > Export > Wave fileを選びます。
  • ModeでSong(曲全体)を選びます。
  • WAVのビット深度を24-bitにします。
  • Split mixer tracksにチェックを入れて、Startをクリックします。

Ableton Live

Ableton Liveはすべてのトラックを一度に書き出せます。Abletonのマニュアルには、書き出したファイルはすべて同じ長さになると書かれています。

Session Viewでクリップを再生したままだと、再生中のクリップだけがファイルに入ります。書き出す前に再生を止めてください。

  • File > Export Audio/Videoを選びます(Mac:Cmd+Shift+R・Windows:Ctrl+Shift+R)。
  • Rendered TrackでAll Individual Tracksを選びます。
  • Render Startが曲の頭にあり、Render Lengthが曲全体をカバーしているか確認します(初期設定ではSet全体をカバーしています)。
  • Include Return and Main Effectsはチェックを入れないままにします。リターントラックのリバーブは、それ自体のファイルとして書き出されます。
  • File TypeでWAVを、Bit Depthで24を選び、Normalizeはチェックを入れずに書き出します。

BandLab

BandLabは、ウェブでもアプリでもトラックを個別にダウンロードできます。必ずWAVを選んでください。M4Aは圧縮されたファイルで、音質が落ちます。

全ファイルが同じ長さになるかはBandLabのヘルプセンターに書かれていないので、ダウンロードしたらファイルの長さを確認してください。

  • ウェブ:Studioでプロジェクトを開き、左上のプロジェクトメニューをクリックして、Project > Download > Tracksを選びます。
  • WAVを選び、トラックごとにDownloadをクリックします。
  • アプリ:Studioでプロジェクトを開き、左下のMix Viewをタップし、トラックの三点ボタンをタップして、Export as M4A/WAV/MIDIを選び、WAVを選びます。
  • スマートフォンでは、ファイルを端末に保存するためにDropboxやGoogle Driveのようなファイル保存アプリが必要な場合があります。

完成したミックスを書き出してMOYSでマスタリングする

ミックスが完成していて、リリースできる曲にしたいなら、パラデータは必要ありません。曲全体のメインのミックスを1つのファイルに書き出して、MOYSにアップロードしてマスタリングしてください。

MOYSが受け付けるのは、300MB以下・10分以内のWAV、FLAC、MP3です。音圧を上げるために最後に入れたリミッターは、書き出す前にオフにしてください。パンチが残ります。

  • GarageBand(Mac):どのトラックもソロにせずに、Share > Export Song to Diskで、WAVEを選びます。
  • GarageBand(iPhone・iPad):どのトラックもソロにせずに、My Songsで曲を長押しして、Share > Song。MOYSが開けるのはWAV、FLAC、MP3だけなので、ファイル名の末尾が.wavか.mp3か確認してください。
  • Logic Pro:File > Bounce > Project or Sectionで、DestinationでUncompressedを、File TypeでWAVEを選びます(Cycleがオンだと、サイクル範囲だけがバウンスされます)。
  • Cubase:File > Export > Audio Mixdownで、メインのミックス(出力)を選び、File TypeをWave fileにします。
  • FL Studio:Split mixer tracksにチェックを入れずに、File > Export > Wave file。
  • Ableton Live:File > Export Audio/Videoで、Rendered TrackでMainを、File TypeでWAVを選びます。
  • BandLab:ウェブでProject > Download > Mixdown Asを選び、WAVを選びます。

よくある質問

書き出したパラデータの長さがバラバラなのはなぜですか?

多くの場合、各トラックを曲の頭からではなく音が始まる位置から書き出したか、GarageBandのようにソフトが最初と最後の無音を削除したためです。すべてのトラックで曲の頭から始まる範囲を指定して、書き出し直してください。リバーブの余韻のせいで最後だけが違うなら問題ありません。頭は揃っています。

WAVとMP3、どちらで書き出すべきですか?

WAVです。WAVは音の細部をすべて残しますが、MP3はファイルを小さくするために細部の一部を捨てます。MP3はほかに選択肢がないときだけ使ってください。選べるなら、全ファイルをWAVの24-bit、プロジェクトと同じサンプルレートにしてください。

スマートフォンからパラデータを書き出せますか?

はい。iPhone・iPad版のGarageBandでは、トラックを1つずつソロにして、毎回曲全体を共有します。BandLabアプリなら、Mix ViewからトラックごとにWAVで書き出せます。

書き出す前に、エフェクトはすべてオフにする必要がありますか?

いいえ。トラックの音の一部になっているEQ(音色の調整)やコンプレッサー(大きい音と小さい音の差を縮めます)はそのままで大丈夫です。オフにするのは、マスタートラックのリミッターとマスタリング用プラグインです。リバーブは残しても外してもかまいませんが、受け取る人に伝えてください。

ミックスは完成しましたか?

1つのファイルに書き出してMOYSでマスタリングすれば、ストリーミングにそのまま出せるファイルになります。最初の3曲は無料で、カードの登録は不要です。

ご利用の前に

要点のまとめ

  • 元のファイルはマスタリングが終わるとすぐに削除され、マスター音源は7日間保存されます
  • 曲はあなたのものです。マスタリングのためだけに使い、公開することはありません
  • アップロードする曲の権利を持っている必要があります
  • 購入した未使用のクレジットは、14日以内であれば返金できます

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